「男性とは単純な生き物で、心配してくれる女性を好きになる」というのは本当なのでしょうか?
そう思っているのはもしかしたら勝手な女性の判断かもしれません。
もちろん心配してくれる女性を好きになることもあるでしょう。
男性も繊細で、その心配を敏感に感じ取ることもあります。
男性が喜ぶ気遣いと嬉しくない心配について心理を覗いでみましょう。
あなたの心配や気遣いがが良いことなのか、悪いことになっているのか、男性の心理をみて、これまでのことを振り返ってみて下さいね。
心配してくれる女性を好きになる男性心理とは?
心配してくれる女性に対して好感度が高くなったり、好きになる男性の心理について解説していきます。
素直に嬉しい
心配してくれたり、気遣ってくれることに素直に嬉しいと感じる方は多いでしょう。
女性ならではの気遣いはとても繊細なこともあるので、些細な事に気づいてくれることに魅力を感じることもあるでしょう。
何度か気遣ってくれることで、相手とのコミュニケーションも増えて自然と好意を感じ出す人もいるようです。
優しい人だなと感じる
誰に対しても心配や気配りなどができる人に対して、優しい人で素敵だなと感じる人も多いでしょう。
いつもニコニコしていて穏やかな人、ポジティブでいつも元気にさせてくれる人など一緒にいてプラスになる存在は好きになる要素として大きいですよね。
感覚が似ていると感じる
周りに心配されないように平常心を保っている男性も多いですが、そんなところも見抜く人もいます。
だからこそ気遣われる言葉に「え?なんでわかるんだろう?」と感じる男性もいます。
感覚が似ていたり、周りにも分からないように配慮してくれる所に魅力を感じるのでしょう。
弱い部分を見せたくない男性やプライドが高い男性にとってはありがたい配慮なのでしょう。
好意があるのかなと感じる
誰かを心配をすることや気遣う行為に特別な感情があるからなのでは?と感じる男性もいます。
恐らく本人もそうなのかもしれません。
特別何も思っていない人や苦手な人に対して心から心配することがないタイプは、相手のことをちゃんと見ているからこそ心配するのかな?自分に対して好意があるからなのかな?と感じることもあります。
そこから何となく意識するようになって好きになっていくのかもしれません。
素直な性格をしている方や恋愛体質、いわゆる単純な性格と呼ばれる男性は好きになりやすい所がありそうですね。
また、誰に対してもいい顔しないタイプも心配されることに特別な感情が裏にあるのでは?と感じることもあるようですね。
でも、誰かから心配されたり気遣ってもらうのは嬉しいことですよね。
心配されるのが嫌な男性心理もある?
心配されたり、気遣ってもらえる優しさに触れると人は嬉しいと感じる人が恐らく多いのですが、一方で心配されることが嫌だな、苦手だなと感じる男性も実はいるようですよ。
なぜそう思うのか男性心理を覗いてみましょう。
気を遣わせてると感じる
心配させてしまったり、気を遣わせてしまったと自分の行動や発言に申し訳なさを感じる男性もいます。
自分の問題なのに、変な空気を与えてしまったのではないかという罪悪感にもなるようです。
だからこそさらに相手に気を遣ってしまうことで自分も疲れてしまうこともあるようです。
本心ではないと感じる
「心配だよ」「大丈夫?」と声を掛けられたところでなんとなく上っ面な行為ではないか?本心では思ってないのでは?と疑心暗鬼になるタイプもいるようです。
八方美人で誰にでも気にかけているような仕草をしていても結局「なんとかなるよ!」など無責任な発言だったり行動が伴っていなければあえて声を掛けてきたりしないで欲しいと思うタイプもいるようです。
恐らく本人は、何か具体的な解決策や新たなアイデアを求めているのかもしれませんし、誰かが困っていたら同じように本気で向き合うタイプなのかもしれません。
ほっといてほしい
心配してくれてありがたいけれど、正直ほっといて欲しいタイプもいます。
自分自身で問題と向き合いたいタイプやプライドが高くて弱いところを見せられないタイプなどは、結局本人にしかわからないことだと考えていることもあります。
本気で困っていれば、信頼できる人や心許せる人に自ら打ち明けるので周りにあれこれ言われるのを嫌います。
あざといアピールと感じる
八方美人なタイプやあざといアピールを感じる人からの心配を嫌う男性もいます。
「私優しいでしょ?」という雰囲気が伝わるのか、極端に励まされて大げさに褒められたりすると逆にドン引きするタイプもいます。
女性のあざとさを嫌う男性も割と多いので、だったら構わないで欲しいし、同性に相談するかハッキリ自分の意見が言える人と話したいと思うのかもしれませんね。
男性には男性なりの考えもあって、自分で解決したい人や信頼できる人に相談することもあります。
触れられたくない問題は特に女性に心配されることに嫌悪感を抱くこともあるみたいですね。
嬉しい心配と嬉しくない心配の違いは?
人それぞれ感じ方は違いがありますが、嬉しい心配と嬉しくない心配の違いについてそれぞれ解説していこうと思います。
嬉しい心配の仕方
男性が嬉しいなと感じる心配のされ方は、以下のようなことなのかもしれません。
「大丈夫?」とストレートに聞く
ストレートに「大丈夫?」と声を掛けるだけでも十分嬉しいものです。
相手から何も話さなければ、それ以上根掘り葉掘り聞かず「何か助けられそうだったらいつでも言ってね!」とサラッと触れるだけでもいいでしょう。
LINEやメールを送る
周りに人がいる状況であったり、体調を崩して休んでいる時などはメッセージを送るのもよいでしょう。
ただ、長文のメッセージは相手にとって重たく感じることもあるので、短めに送ることや「しんどかったら返信は無理にしないでね」と気遣うことで相手も返信しないとというプレッシャーからも解放されます。
アイコンタクトだけで気に掛ける
何かミスをしてしまったり、上司から注意を受けているシーンを見てしまった場合、あえて何も声を掛けず、「大丈夫?」「あの上司キツイよね」と言いたいことが分かるような表情やアイコンタクトを送るだけでもいいでしょう。
その場は正直ヘコんでいたり、恥ずかしさもあるかもしれませんので、あえて声を掛けない心配も男性にとっては気遣われながらも良い距離感を保ってくれている方が助かることもあります。
具体的な意見を伝える
体調が悪そうだったら「○○を摂ると治り良くなるから試してみてね」など自分が良かったと感じたものを伝えてあげたり、「薬持ってないけどビタミンサプリどうぞ」とサラッと渡してあげるのもいいでしょう。
体調が悪い時や何か困っている時など状況がわかれば、それに役立つ情報サイトなどのリンクを送ってあげるのも気が利くし、助かるなと感じる人も多いです。
男性が心配されて嬉しいと感じるのは、サラッと何気なく気にかけてくれたり、本人にとって具体的な内容であるかというところでしょう。
自分の立場になって考えてくれている心配は、本当に思ってくれているんだなとプラスのイメージが沸くのでしょう。
嬉しくない心配の仕方
逆に嬉しくないと感じる心配の仕方はこのようなことになるかもしれません。
根掘り葉掘り聞きだす
「何があったの?」「どうしたの?」「それで?」と何でもかんでも聞き出そうとすることは嫌悪感を抱く人がいます。
おせっかいだな、無神経だなと感じる人も多いので、本人が言いたくなさそうでごまかしている雰囲気があれば必要以上に聞くことは絶対にやめましょう。
押しつけがましいアドバイスをする
「私は絶対○○だと思う!」「○○君はこういうところがあるから○○するべきだよ!」など主観的で押しつけがましいアドバイスをされると不快感を感じます。
本人にしかわからないことだってありますし、心配しているんだという姿は相手にとっては迷惑になることもあります。
しつこい心配
心配して声を掛けて、その後何度も「そういえば○○どうなった?」などまた掘り返すようなことはしつこいなと感じる人もいます。
体調が悪い時の場合は、寝ていたいのに何度も連絡したりするのも「勘弁してよ…」と感じる人もいます。
そっとしておいてほしい時もあるので必要以上の心配はして欲しくないというのが本音でしょう。
他人に話す
心配していろいろ話を聞いたことを、周りにまで話すことは1番迷惑と感じる人が多いでしょう。
心開いて話したことが別の人まで知っていると分かると、「え?言いふらしてるの?」と不信感を抱いたりします。
人として信頼されなくなりますし、もう二度と関わってほしくないと距離を置かれるでしょう。
主観的な心配のされ方は男女問わずそうではないでしょうか?
その心配が、相手にとって無責任で迷惑にならないか、考えてから行動することが大切ですね。
好意あり?なし?男性の隠れたサイン
心配されたり気にかけてくれる女性に対して、好意を抱く人とそうでない人は何かしら表情や仕草などサインがでることもあります。
何気ないことなので気付かないこともあるかもしれないので、少しご紹介したいと思います。
好意を感じている人のサイン
心配されたのをきっかけに好意を感じている男性のちょっとしたサインはこのようなことがあるかもしれません。
ふと目が合うことが多くなった
心配されて気遣われたことをきっかけに、なんとなく気にかけるようになると自然と目を向けることをする男性もいます。
たまたまだったとしても視線を前よりも感じたり、目が合うことが多くなる場合は好意的なのかもしれません。
前よりも会話することが多くなった
以前よりも話しかけてくれたり会話することが多くなった場合は、興味が沸いている場合や自分をもっと知ってもらいたいという気持ちの表れかもしれません。
誰にでも話しかけるタイプでは無ければなおさら、特別視しているかもしれませんね。
お礼をされる
心配してくれたことや、何かしてもらったことに対して改めてお礼を言われたり、ちょっとしたお礼の品を渡されたりする場合は、本当に感謝している場合です。
わざわざ律儀だなぁと思うかもしれませんが、本人にとって嬉しい出来事だったのでしょう。
逆に気にかけてくれるようになった
精神的に助けられたり、問題解決に至ったことで、相手にとっても何か力になれたらと思うタイプもいます。
心配や気遣いをしてくれる優しい人だと感じているからこそ、同じようにそうしたいと思うのでしょう。
相談してくれるようになった
単純に心配するだけでなく、具体的なアドバイスをくれたことによって信頼感や生まれ、相談してくれるようになる男性もいます。
自らの悩みを打ち明けるのは、心を開いていないとしない男性も多いでしょう。
これらの行動はあなたに対して好意的だからこそではありますが、必ずしも恋愛感情が沸いているとは限りません。
あくまで、心配してくれたきっかけからの行動の変化です。
しかしそこからさらに親密な雰囲気になっていくことがあれば、恋愛感情が沸いているかもしれませんね。
脈なしの人のサイン
逆に心配されることが嫌だったり、特別感情が沸いていない脈なしサインをご紹介します。
踏み込まれないようにしている
心配で話しかけても「大丈夫」「気にしないでください」と深く話そうとしなかったり、少しそっけない態度がある場合は、それ以上踏み込まれたくないから話を終わらそうとしています。
特別な感情がないからこそ、関わってほしくないという気持ちの表れかもしれません。
明らかな社交辞令
心配してくれたことに感謝の言葉や丁寧な対応をしていても、社交辞令の場合もあります。
相手を気遣い、大人な対応だなと一見感じるかもしれません。
しかし相手は自分の本音を言わず一線を引いていることもあります。
面倒くさそうな態度や表情をしている
明らかに面倒くさそうな態度や表情をしている場合は、触れられたくない問題であったり、自分で解決したいからそっとしておいてほしい気持ちの表れからでしょう。
それでもしつこくされすぎると、口調もキツくなることもあります。
ありがた迷惑だなと思われ、距離を置かれることもあるでしょう。
他の人に相談事をしている
声をかけてもそっけない態度だったり、感謝されても本音で話さず、他の人に相談しているシーンを見かけた場合は恐らく心を開いていないからでしょう。
本人が信頼していて、心開いている人に対してのみ相談事を持ちかける様子があれば、脈なしでしょう。
嫌味な発言
「誰にでもいい顔してそうだね」「構わないでもらいたいんだけど」などかなり嫌味な発言をしてくる人は、苦手意識があるかもしれません。
少しキツイ言い方ですが、心配する仕草や言葉が自分軸ベースだなと感じたり、いつも誰にでもいい顔してそうだなど普段からそんなイメージを持たれているかもしれません。
男性は自分の抱える問題や弱い部分、体調がしんどい時に、そっとしておいてほしいという心理が働くこともあります。
優しく配慮ある対応をする人もいれば、そっけない態度をとる人、キツイ言い方をしてくる人など様々ですが、男性から話しかけてくることがなければ脈なしと思ってもいいかもしれませんね。
まとめ
男性は心配してくれる女性をすぐに好きになるほど、単純な人ばかりではありませんでしたね。
もちろん恋愛体質っぽい男性もいるので、すぐに好きになるタイプや徐々に好意を抱くタイプもいるでしょう。
心配したり気遣える人はとても素敵なことですが、男性は弱い所や恥ずかしい部分に触れられたくないという人もいますので、相手の反応にも注意することが大切ですね。