職場で仕事が出来ない人がいると、ついイライラしてしまうことってありませんか？
人として優しくしないといけないことは分かっていても、イライラしてしまったり、きつい言い方をしてしまって自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。
どうやったら仕事が出来ない人に優しく接することが出来るだろうかと考え、仕事とは別のことに労力を割くのも疲れてしまいます。
仕事が出来ない人に優しくできるようになる、適切な対応があったら知りたいですよね。
この記事では、なぜ仕事ができない人に優しくできないの？優しくなるための方法はあるのか？についてまとめてみました！
仕事ができない人に優しくなれない理由
仕事が出来る人の特徴の一つは、レスポンスの早さ。メール返信などの”すぐ出来る小さい仕事”を絶対に溜め込まない。とにかく、受け取ったボールをすぐ返球。
逆に仕事が出来ない人は、大きな仕事から着手して小さな仕事は後回し。結果、”他の人の仕事”も止めてしまう。
すぐ出来ることはすぐやる！！ pic.twitter.com/AbLsI8PFfU
— しぶちょー (@sibucho_labo) June 25, 2023
結論から言うと、自分の確立した仕事のやり方が正しいと思い、相手のやり方が間違っていると思っているからではないでしょうか？
というのも、自分の仕事の仕方で成果を出しているのなら、自信をもって仕事が出来ると言えるでしょう。
ですが、自分とは全く違う仕事の仕方や効率の悪い仕事の仕方をしていながら、成果を出せていないとなると”仕事が出来ない”と見なしても不思議ではないですね。
誰もが、自分の経験してきたことや教えられてきたことで”仕事のやり方”を作り上げています。
それ故に、”仕事はこうするべき”という考えが人それぞれ違っているのです。
ですから、自分の仕事に対する考え方と違っていたり合わないと思った人を「仕事が出来ない人」と判断して、優しくできなかったりきつく当たってしまうのではないでしょうか？
人間だれしもが心の中で思ってしまうのは仕方がありません。
しかし、あまりにも露骨に優しくしなかったり、きつい態度をしていると”いじめ”に発展してしまう場合があります。
仕事が出来ない人に対して露骨な態度をしてしまう人の特徴を上げてみます。↓
- 自分は仕事が出来ると過大評価している
- 自分の期待に応えてくれない
- すぐに感情的になる性格をしている
態度に表してしまうのは、自分の感情のコントロールがあまり上手くない人なのではないでしょうか？
先ほど述べたように、自分の仕事のやり方が一番正しいと思い込んでる人は、他人のやり方を否定しがちです。
自分とは違うやり方で成果を出せていないのであれば、自分は正しいと自信が付きますし、違うやり方で成果を出していたら悔しいのです。
要は、他人を使って自分を上げようとしている可能性があるのです。
ですが、そんな気は一切なくても仕事がスムーズに運ばなかったら、少々態度がきつくなってしまうのも理解できますよね。
何で優しくできないんだろう？と自己嫌悪に陥ってしまう人もいると思います。
自分を責め過ぎない為に、どのように接すればよいのでしょうか？
仕事ができない人にどう接するべきか
新人さんが頼んだ仕事の出来ない言い訳を始める時は、「出来ないので素直に教えてくださいと言いたいけれど言い方がわかりません。」という場合が多い。そこで優しく具体的にやり方を伝え段階的にチェック入れると、どんどん出来るようになる。つまり伝え方と管理能力を問われるワイの問題なのだ。
— CPPsatie (@CPPsatie) July 1, 2023
仕事が出来ない人にどう接するべきか？
まずは、相手に変わって貰おうとするのではなく、自分が変わる方が成果が出やすいです。
では、具体的にはどのような接し方をしたらいいのでしょうか？
具体例を３つご紹介します。
まず１つ目は、「最初から仕事が出来ないという前提で対応する」です。
自分とは違うやり方をしていて仕事が出来ないと思う人に期待をしても、自分が疲弊してしまうので、”この仕事は出来ない人”というスタンスで接すればイライラする気持ちは減っていくでしょう。
こちらから積極的に教えたりアドバイスをしても、仕事が出来ない人が急にバリバリ仕事が出来るようになる訳ではありません。
人は自分の思うように動くものではないと念頭に置いて、適度な距離を取ると良いでしょう。
次に2つ目は、「相手の強みを生かせる仕事をお願いする」です。
仕事が出来ないことは短所と考えられますが、その中でも長所となる部分は必ずあるので、長所を見つけて伸ばすことを重要視し成功体験を増やす機会を与えましょう。
なぜなら、仕事が出来ない人は、自分には向いていない仕事をして成果が出ていないだけの可能性があるからです。
「人あたりがよくコミュニケーション力が高いなら営業に連れて行く」や「数字や細かい作業なら間違えずに作業も早い」など長所になる部分を生かして適材適所に配置すると能力が開花するでしょう。
最後に3つ目は、「質問されるまでアドバイスをしない」です。
一度にたくさんのアドバイスをしても、仕事が出来ない人からすると、いっぱいいっぱいになって頭が付いていかない可能性があるからです。
初めのうちは、何が分からないか分からないという状態も考えられるので、そもそもアドバイスが理解できないかもしれません。
そして、ある程度自分で考えることを鍛えさせることも大事なことです。
1つ1つクリアにしていくことを覚えたら自発的に行動して、成功体験を積み、仕事が出来るようになっていくでしょう。
それでは、仕事が出来ない人に優しくなれる方法は何でしょうか？
仕事ができない人に優しくなれる方法
本業では新人さんは全て私に仕事を聞く！
分かる気がする新人だから優しくしなくては行けないのに仕事が遅い仕事が出来ない
だと→使えない人の考えは自分が楽したい先輩の言うセリフ
仕事をきちんと教えて長い目でサポートし続ける仕事が出来ない人など居ない！
新人の気持ちになるって大切に思った✨— 麻呂 (@ZF7s0FLsUTdMxlp) June 26, 2023
仕事が出来ない人には出来ない理由があって、仕事のやり方も人それぞれあると念頭に置いておくことが大事なのではないでしょうか？
仕事が出来ない人に対する考え方としては…
- 最初から上手く仕事が出来ないことが普通だと考える
- 根気強く指導や実演を試みる
- アンガーマネジメントを学んでみる
ことで、自分の感情のコントロールが効かなくなることを防ぐことが期待できます。
何度も言うようですが、相手を変えようとすることよりも自分が変わった方が早く成果が出来やすいです。
仕事が出来ない人に対する具体的な行動は…
- 上司が仕事が出来ない人なら、必要以上に関わらずスルーする。
- 同僚が仕事が出来ない人なら、引き立て役や協力者になってもらう。
- 部下が仕事が出来ない人なら、長所を伸ばせ生かせる仕事を任してみる。
このように相手の立場や考えを想像して、自分が一歩引いた立場から接してみるのがいいでしょう。
今述べた上記3つの具体例に共通することとして、自分自身の仕事のレベルが高くなりそれなりの成果を出せば、
- 上司は何も言わなくなる
- 同僚を追い抜く
- 部下に憧れられて付いてくる
のようになると思いませんか？
仕事が出来る人は、仕事が出来ない人に対しても寛容で優しい人が多いように思います。
ですので、仕事が出来ない人にあまり注目せずに、自分に集中して仕事をすることをお勧めします。
ですが、仕事が出来ない人を押し付けられたり、自分が仕事に集中できない場合は、その仕事環境が自分に合っていない可能性があります。
そんな時は、転職やスキルアップをするタイミングなのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか？
仕事が出来ないことを理由に、露骨な態度を出してしまうと、最悪いじめになってしまったりパワハラになってしまうでしょう。
仕事が出来る人は、仕事が出来ない人にも優しく、教え方も上手です。
難しいのは仕事が出来ないからと言って、教えすぎたりアドバイスを与えすぎたりすると、相手が空回したり成長する機会を奪ってしまうことになりかねません。
仕事が出来ない人に優しくなれないと自己嫌悪に陥るのも良くないですよね。
ですので、質問をしてきた時だけアドバイスをするなど、適切な距離感が必要になってきます。
その為には、「出来て当たり前」という固定観念を無くし、相手には相手のペースがあると考えるのもいいでしょう。
まずは、相手よりも自分を成長させましょう。