ギャンブルサバイバルドラマ「イカゲーム」を見たことはありますか?
優勝賞金約44億円かけてサバイバルゲームをするというドラマなんです。
その参加者の中に場違いなおじいさんがいるんですけど、このおじいさん実は黒幕なんですよ。
ドラマの中で、「おじいさん=黒幕」という伏線がところどころに登場します。
今回はこのおじいさんについて考察していき深掘りしていきましょう。
イカゲームの黒幕のおじいさんイルナムについて
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みなさんも気になる、この黒幕であるおじいさんがどのような人物でなぜ命を懸けての賞金ゲームに参加したのかについてみていきます。
このおじいさんの名前はオ・イルナムといい、金貸しを仕事にしている大金持ちなんですね。
さらにこの賞金ゲームを開催しているオーナーでもあります。
イルナムじいさんが賞金ゲームを始めたきっかけも話していました。
どうしてこんな残酷なゲームを始めたんでしょうか?
イカゲームはお金持ちの道楽
イルナムじいさんは金貸しで大金持ちなので車や家、人など欲しいものは何でも手に入ります。
普通の人や小金持ちの人たちは、自分がお金を稼いでほしいものを手に入れた時に達成感や幸せを感じます。
しかし、何でも手に入ってしまう大金持ちの人たちは幸福を感じなくて退屈な日々を過ごすことになるんです。
そういった人たちの生活に刺激を与えられるように、人間の命を取り合うスリルのある賞金ゲームを始めたようです。
要は人間同士の殺し合いを酒のアテにしてお金をかけるギャンブルということですね。
大金持ちたちの道楽のためにお金を餌に人を集めるなんて常人には理解できないですよね・・・
イルナムじいさんがゲームに参加したのは楽しみたいから
とうとう流行りにのって観ちゃったよ。あのVIPには騙されて悔しかったけど感動した!とりあえず…だるまさんがころんだ!
もう1回見直したい。 pic.twitter.com/lfOYQscn0y— さとみん@PLUS ALPHA (@sameminmi) November 18, 2021
どうしてイルナムじいさんが参加しているのかというと『子供のように遊びたい』からなんですね。
この賞金ゲームを始めたころイルナムは、必死になってゲームをしている人を見て楽しんでいました。
しかし、安全なところからイルナムはゲームを見ているよりも参加者になってゲームをしたいと感じたようなんです。
イルナムは脳に腫瘍があり先がないこともわかっていて、最後に子供の時のように何も考えず純粋にゲームをして見たかったんですね。
そんな気持ちもあり今回は開催者ではなく参加者として出てきました。
イカゲームで登場する遊びは「だるまさんがころんだ」や「型抜き」などの子供時代にしたようなものなんですね。
このような遊びを設定したのは、子供時代の遊びなら参加者全員が知っていてみんなが平等になるからという理由でした。
でも、もしかしたらイルナムがしたかった遊びだったのかもしれないですね。
イカゲームのおじいさんイルナムについての認知症などの伏線を考察
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調べたところ、このドラマには数多くの伏線が張られているようですね。
今回はいろんな伏線の中からイルナムじいさんに関わるものをみていきます。
伏線①:第一話
最初は主人公ギフンとイルナムじいさんとの初対面のシーンに伏線がありました。
ここの伏線はイルナムが認知症予備軍なんじゃないかというものです。
イルナムは参加者の数をなぜか数えているんですね。
ですが、参加者数は部屋の前にあるモニターに435人と書かれているので数える必要はありません。
そのことをギフンがイルナムに言うと、イルナムは「ただ数えてるんだ。」「認知症予防にもなる」と答えました。
ここでこのような発言をすることによって、イルナムは認知症になってもおかしくないと思わせるんです。
後ほど「カンブ」というゲームでイルナムが突然認知症のようにボケ出します。
ですが、実際はギフンを試すためにイルナムはボケた演技をしていたんですね。
ギフンがどんな人かを測るために、イルナムが認知症だと信じ込ませる必要があったんだと思います。
伏線②:第五話
この賞金ゲームは何年も定期的に行われていてその参加者のリストがあるんですね。
そのリストにイルナムの番号「001」の情報が入ってなく「002」からしかないんです。
このことでイルナムはゲームの開催者側であると推察できます。
ここのシーンは、お兄さんを探しに潜入している刑事がゲームマスターの部屋に潜り込み、参加者リストを見るシーンです。
一瞬のことなので見逃してしまうかもしれませんが確かに描かれていました。
私は見逃しました(笑)。
イカゲームの黒幕のおじいさんイルナムはどんな俳優?
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イカゲームの物語でこのおじいさんは重要な役割を担っていました。
この大事な役を演じていたのはオ・ヨンスという役者ですね。
1963年に劇団員でデビューして、今年で77歳になる大ベテランなんですね。
しかし、劇団を中心に芝居をしていたため認知度はあまり高くありませんでした。
2009年にドラマ「善徳女王」の僧侶役として出演しました。
オ・ヨンスの僧侶役が板についていて、本物の僧侶では?と噂されるほどだったそうです。
それからは認知されるようになり、イカゲームでの大事な役に抜擢されたんですね。
まとめ
今回は黒幕であるオ・イルナムについてみてきました。
大金持ちの娯楽を提供し、自分も参加してしまうという変人でしたね。
誰が生き残るかというドラマは一度見ると結果が分かってしまうので二周するという人は少ないと思います。
ですが、イカゲームは伏線を探しながら二周したくなりますね。