広瀬すずと櫻井翔がW主演するドラマ『ネメシス』が放送されます。
ドラマ『ネメシス』って1話完結型のサスペンスドラマなのですが、なぜドラマを『ネメシス』っていう題名にしたのか気になりませんか?
本記事では、ドラマ『ネメシス』の意味と、ドラマのモデルになった女神について解説していきます。
ドラマ『ネメシス』の意味について
では、最初にドラマの題名で使われているネメシスの意味についてお伝えしましょう。
ネメシスとは、ドラマの公式ホームページでは、『ネメシス』とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。とされています。
これが、ズバリこのドラマの題名に名付けられた理由なんでしょうね。
そしてドラマの舞台となる探偵事務所の名前が『ネメシス』ということですから、
このドラマでは、探偵事務所に所属する広瀬すず演じるアンナや、櫻井翔演じる風間が、被害者に変わって世間の悪という出来事にメスを入れて、悪人に罰を与えるドラマということが想像できますね。
このようなドラマの展開は昔からよくありますよね。
善人(弱者)が悪人をさばいていくドラマの展開は、物語としてはめちゃくちゃ単純なので、ドラマを見る側としては、気楽に楽しめるドラマだと思います。
最近のドラマでは『タリオ 復習代行の二人』や『七人の秘書』がまさしく、似たドラマのストーリー展開でした。
では、続いてギリシャ神話の中のネメシスってどんな物語だったんでしょうか?
次の章にて解説していきます。
ドラマのモデルとなったギリシャ神話の女神『ネメシス』とは?
では、ギリシャ神話のネメシスの物語についてお話させていただきます。
ネメシスとは? ギリシャ神話の中に登場する女神で、人の言動のなかで、分をわきまえない言動に対して、神の怒りと罰を擬人化したものと言われています。
ギリシャ神話は、神や女神を世の中のルールや出来事、物なんかを擬人化してるので、単に読んでもよく分かりません。笑
ネメシスは『自慢話を強く嫌った女神』とも言われています。
引用元:Wikipedia
なので、その当時の権力者や神が傲慢になることを極端に嫌っていたんですって。
そしてひとたび、権力者や神が傲慢な態度をとったら、容赦なく破滅に追い込んだんだとか。
怖いですね。。。
そして、全知全能の神と言われた、ゼウスすらネメシスを恐れていたというから、ネメシスの怒りのパワーは相当なものと思われます。
ギリシャ神話の興味深いとことろなんですが、ゼウスはネメシス交わりをもとうとするんですって。
ネメシスは、それを姿を変えながら逃げ回るのですが、ネメシスは自らの姿をガチョウに変えたときに、ゼウスは白鳥の姿の変化し、待望の交わりに成功するんです。
そしてネメシスはふたつの卵を産むことになります。
へレネーとディオスクーロイという女神が生まれたんですね。
ギリシャ神話って、ストーリーが私のような一般人からすると変わっていて面白いですよね。
日本の神話に通じるとことがありますよね。笑
また、ネメシスには復習をはたすという一面と、復習をなだめ恩恵を施すという面があるとのことです。
ギリシャ神話の『ネメシス』の崇拝について
古代ギリシャのアッテイカ地方の都市ラムヌースでは、ネメシスの崇拝があったんだとか。
そして、ラムヌースではネメシス神殿が建てられていたんです。
現在でも、神殿の建立の跡地があってラムヌース古代遺跡が、ネメシスの神殿跡なんですって。
下の画像が、ラムヌース神殿です。
引用元:Wikipedia
そしてこのラムヌース古代遺跡には、ふたつの神殿がたっていたと言われているんです。
大きな建物がネメシス神殿で、小さな建物が別の女神テミスを祀ったテミス神殿と言われています。
しかし、この両方の神殿も紀元前の戦争によって破壊されたと言われています。
ですから、現在では遺跡でしかその姿を想像することしかできません。
残念ですね。
まとめ、
ドラマ『ネメシス』の意味と、ギリシャ神話の『ネメシス』について、ドラマとギリシャ神話でリンクする部分についてお伝えしました。
両者の共通点は、女神ネメシスの二面性『復習』と『復習をなだめ恩恵を与える』といったところくらいですよね。
それ以外の共通点は見つけられません。
まさか、ゼウスを櫻井くん、ネメシスを広瀬すずと見立て交わらせるなんてことはないと思います。笑
第3者の前者が、弱者に変わって、悪者に罰をあたえるといったドラマは結構数が多いので、ぜひ今までの類似と違うように作って欲しいものです。
また、1話完結で作っているようですので、ドラマの展開は重くならないでしょうし、広瀬すずがキャスティングされているので、目的に向かって努力する女性像が描かれると思います。
毎回の『ネメシス』の放送が楽しみですね。