日常の中で見かけるであろう一人で何かを楽しんでいる人。
一人旅や一人で買い物や食事している人、ここ最近だとソロキャンプなどもよく聞きますよね?
「寂しくないの?」と感じる方もいるかと思いますが、当の本人は一人で何かを楽しむことができる人がほとんどです。
この記事では、一人で楽しむことができる人はどんな特徴があって、どんな心理状況なのか、一人行動できない人との違いについて紹介しています。
一人で楽しむことができる人とは?
私たちは生きているだけで多くの人と出会い、仲良くなり、行動を共にします。
しかし、何かしら一人行動をする時間も必ずありますよね?
そこで、寂しさを感じる人もいれば、その時間を楽しむことができる人もいます。
旅行や食事、買い物、カラオケなど様々な日常のシーンで一人行動をしている方を見かけます。
人それぞれ理由や感じ方はありますが、気楽さや一人時間の有意義さなどが挙げられます。
一人で楽しむことができる人の中にも、寂しさを感じる感じない2つのタイプがいるのも事実です。
自分の為に好きな時間を使いたい人、孤独に強い自立している人、一人時間も人との時間も大切にしている人など様々なタイプがあるようですね!
>>関連記事:怒らない人の育ち方や特徴を紹介!これから変わることもできる?
一人で楽しむことができる人の8つの特徴と心理
では、より具体的に一人で楽しむことができる人の特徴や心理状況をご紹介します。
好奇心旺盛で行動的
単純に、何事にも好奇心旺盛で行動にすぐに移せるタイプが挙げられます。
ここに行きたい!あれ食べたい!これ欲しい!と思ったら誰かと時間を合わせなくても行動できます。
誰かと休みや時間が合う時間がなく諦めることのがストレスに感じるくらいなら一人で楽しもうと思います。
いい意味でマイペースで欲が強いタイプなのかもしれませんね。
積極性もあるため、例えば旅先や食事中に出会った人に声をかけてみたりするのも苦に感じない方も多いようです。
固定概念がない
人は様々なタイプがいて、それぞれの性格や価値観に対して尊重しているタイプは、一人で行動することが悪いこととは感じていません。
人と楽しむのも良し、一人でも良しと思っています。
偏見を持たないからこそ、一人の時間も楽しめるのです。
視野が広く、経験値が高く、人と良い関係も作ることがうまい方が特徴として多いようです。
趣味への没頭
自分の趣味に対する時間に対して一人でその時間を集中して楽しめる人もいます。
好きなことだからこそ満足度が高く、あまり孤独に感じていないでしょう。
趣味に没頭している方は、気付けば何時間も経っていたというのもよくある話ですよね?
また、アーティスト気質な方も該当するでしょう。
画家や陶芸家、音楽家やデザイナーなど何か作品を作る時間だからこそ、一人で集中したいという方も多いでしょう。
依存しない
固定概念がない方と似たような考えですが、「人は人」「自分は自分」と考え、干渉や依存しないタイプが挙げられます。
適度な自由さを好むため、人から干渉されたりするのを苦手とします。
だからこそ、人に依存することもありません。
恋愛でも言えることで、束縛や依存する人とは付き合わないもしくは長く続かないでしょう。
精神的自立
精神的に自立している人は、一人の時間を楽しめるでしょう。
一人の時間も、人との時間もバランスよく過ごすこともできます。
自分への信念や精神的自立を持ちつつ、人への尊重も持っています。
自ら責任ある仕事やリーダーシップも取れる人も該当するでしょう。
独りの時間も好き
いい意味で孤独を楽しめる人や自身のテリトリーをしっかり持っている人も特徴の一つです。
人と関わる時間も大切にしますが、一人の時間や場所が必要不可欠であるようです。
その為、一人になれる場所や時間を自ら作り出します。
>>関連記事:一人旅できる人の特徴とは?向き不向き5選や楽しむ秘訣も紹介!
自由さや誰からも鑑賞されないことから一人時間に対してポジティブに捉えている為、「一人=孤独」「一人=寂しい」という考えはあまり感じないようです。
自分探しや労わり
人と関わることが好きでも、ふと疲れることもあるでしょう。
自分に対して癒しや労わりを与えてあげたいと思う方は適度に一人時間を欲します。
少しだけ人と距離を保ち、自分が本当に過ごしたい時間をゆったりと過ごすことで安らぎを感じられる方もいます。
人への気遣いや気配りができつつ、自分への労わりも忘れない穏やかで優しいタイプが多いでしょう。
大勢が苦手、内向的タイプ
一人で楽しむことができる人は全ての方が、行動的でポジティブな方ばかりではありません。
人と関わり過ぎることにストレスを感じる方もいます。
特に大勢での行動を苦手とする方が多く、自分の性格を理解しているからこそ一人の時間を好みます。
友人がいないというわけではないと思いますが、少人数理解ある人がいれば満足しているでしょう。
筆者は一人行動できるタイプで、一人旅経験もたくさんありますし、趣味や挑戦してみたいことに即行動するタイプです。もちろん友人や家族と一緒にする楽しさも知っていますが、また違う視点もあるんですよね!
普段一人行動しなくても、もしかしたらこの特徴に当てはまるのであれば少し試してもいいのではないでしょうか?
「意外と一人時間も良いかも!」と発見をするかもしれませんよ?
>>関連記事:優しい人が突然離れる5つ理由?心理を知り、付き合い方を見直そう。
一人で楽しむことができない人は?
一人で何も楽しめないという人がいても当然です。
例えばこんな方ではないでしょうか?
依存度が高い
一人でいることに強く不安を感じたり、彼氏や友人に依存度が高い人が挙げられるでしょう。
そのため、相手の時間を奪いがちであったり束縛や嫉妬心も強いタイプも多いでしょう。
「寂しい」と感じることは誰にでもあることですが、あまりにも強い依存性が高いと精神的な自立やとっさに起きる出来事に対応できなくなることもあるでしょう。
依存されている人にとっても大きなストレスになりかねないため、人間関係を悪化させることもあります。
少しだけ、自分を成長させる努力は必要になるでしょう。
常に人といたい
常に誰かが近くにいて欲しい、独りになる状況を避けたいという「親和欲求」という思いが強い方も特徴です。
一人旅をしている人や一人で食事している人を見ると、当の本人は楽しんでいても「なんで一人?」「寂しそう」「孤独」というようなネガティブな言葉や感覚が湧き出てしまいます。
不安や恐怖が苦手、体調が悪い日には人肌が恋しくなるなどと感じる方は親和欲求の表れからになるのです。
一人で物事を決められない
優柔不断であったり、人の目が気になる人、物事を決められないような方も一人の時間は楽しめないでしょう。
自分の意見に自信が持てず、常に人からのアドバイスが正しいと感じたり、人に頼りがちです。
一人で行動したとしても、例えば買い物で店員に薦められるがままに購入したり、食事は何度か行ったことある所であれば安心感が沸くがすぐにその場を離れる行動が起こりがちのようです。
一人で楽しめない人を否定するつもりは一切ありません。
しかし、一人で何かしら行動ができないと少なからず人間関係に影響が出たり、今後の人生にとって不便さなどの影響はあるでしょう。
無理に一人で行動しろとはいいませんが、できることは自分の力でやり抜く精神力を鍛えるのも大切かもしれません。
>>関連記事:変わってると言われる人は自覚ない?8つの特徴にあなたも該当する?
まとめ
一人の時間を楽しめる方は「一人=孤独」と感じても孤立しているわけではありません。
そのため、自分の時間も大切にしつつ、人とのコミュニケーションをうまく取ることができる人が多いです。
ここ数年の間で働き方が変わり、リモートワークをするようになった方の中で、「一人で仕事に集中することができるようになった」「少し距離感があることでストレスを感じにくくなった」という意見もあるようです。
また、先日とある有名芸人の方が「一人でいても寂しさを感じないし、その時間を満足している。『1週間、1か月の間一人でいられるか?』と言われても全然平気!」と言っていました。
自分の人生を自分のやり方で、余裕や楽しさを感じている人も増えているようです。
もちろん全ての方がそうなるのは難しいですし、人それぞれ幸福感や寂しさの感じ方は違います。
もし、自分だけの時間が欲しいなと感じているのであれば少し自分に向き合う時間を作っても良いのではないでしょうか?