日々人と生活をしている中で、苦労をしてきた人と苦労を知らない人の2つのタイプに分かれると感じますが、そう思うことはこれまでありませんでしたか?
苦労を知らない人って気楽そうで羨ましいなぁと感じることがよくあります。
育った環境や性格を大きく変えることはできないですが、少しくらい楽な生き方ができたらなぁと思うことがあります。
筆者にもなんとなく共感できる部分があります。
いろいろ紐解いてみると、苦労を知らない人にはいくつかの特徴や心理があることがわかりました。
この記事では、苦労を知らない人の特徴や心理、これから少し人生観を変えて生きてみる方法をご紹介してきます。
苦労を知らない人
苦労を知らない人だなぁと感じることってどんなことがありますか?
あくまで一例ですがこのようなタイプの人が周りにいると思います。
もちろんそんな人にもある程度の苦労はあると思いますが、何となく自分と比較すると羨ましく感じることはあるでしょう。
よく「隣の芝生は青い」とも言いますが、実際にはどんな特徴や心理状況でいるのか気になりますね!
>>関連記事:関わるとモヤモヤする人の特徴7選!スッキリさせる解決法は?
苦労を知らない人の9つの特徴や心理
様々な苦労を知らない人がいるかと思いますが、特徴や心理状況について紐解いてみました。
家庭が裕福でバックアップやコネクションがある
家庭環境が恵まれていて、不自由なく育ってきた方は苦労を知らない人として感じる方は多いでしょう。
やりたいことをいつでもやらせてもらえた、家族やコネクションにより繋がった周りの人からのサポートなどで様々な経験ができた方も多いでしょう。
もちろん単に金銭的な問題だけでなく、家族や兄弟姉妹が博学多才・才色兼備なタイプが存在し、刺激や影響をもらえる環境であったことで多くの場面で生かされている方も多いでしょう。
ただ、そんな環境だからこそ親からのプレッシャーや兄弟姉妹との比較をされた方もいるのも事実です。
誰もが羨む環境だったとしても自ら努力してきた方もいるというタイプもいます。
多才で器用に物事を進められる
元々勉強がすんなりできる、運動神経が良い、音楽やアートなどの才能が高いなど、多くの事もしくは1つの事に対して才能に恵まれた方もいます。
何でもそつなくこなせるタイプっていますよね!
人一倍頑張って勉強や練習の努力をしても、サラッと自分よりも良い結果を出されると「羨ましいなぁ」「なんでだよ…」となんとも複雑な気持ちにもなりますよね。
ただ、本当に生まれ持った才能を持つ方もいれば、実は努力しているタイプもいるのも事実です。
社交的で人からの信頼が厚い
人付き合いが良く、誰とでも仲良くなれる人も苦労を知らない人と思われることがあるようです。
常に人がいることで、サポートを受けやすい環境となり何かをやり遂げるのも誰かと一緒にしたり、一人で重荷を抱えにくいことも多いでしょう。
本人は単純に社交性が高く、素直で明るいタイプも多いことから日頃から周りに対しての気配りもあるでしょう。
だからこそ人気者であったり信頼度も厚くなるからこそ手を差し伸べたくなる人も多いのでしょう。
人見知りのタイプは特に羨ましく感じることがあるようで、人付き合いするにも一苦労、誰かと何かを一緒にしたり、協力をお願いするにもなかなかできないなどの理由から苦労知らずでいいなぁと思うのかもしれませんね。
自信があり常に前向き
いい意味でも悪い意味でも自信溢れるタイプは、苦労知らずだなと思われることもあるでしょう。
何かしらの努力により備わった自信家、精神的に強い自信家、無鉄砲さがあり根拠なく自信に満ち溢れている人など、何かしら自分に自信を持っている方は行動的で積極性が高く、自分の意見をはっきり言える特徴があります。
たとえ失敗したとしてもそれを失敗ととらえず、次は確実にできると更なる自信に変えていける精神力もあるのでしょう。
失敗を恐れる人や過去のトラウマにより消極的になってしまうと、その自信が羨ましく感じることもあるようですね。
嫌な経験が少ない
単純にこれまで大きな失敗や嫌な経験をせず、スムーズな人生の流れを送れている方もいます。
持ち合わせた才能なのか、嫌なことを嫌なものだと感じずに素直に受け入れて糧にしてきたのか、タイプはいろいろですが基本的にこれまでの経験はさほど大きな壁と感じていないのかもしれません。
多くの方が一度は嫌な経験があり深く記憶に刻んでいるからこそ、挫折感がない印象を見ると苦労なく過ごせて良いなぁと感じるのかもしれませんね。
楽観的で単純
物事を楽観的にポジティブに捉えられる人も苦労を知らない人だなと認識されるでしょう。
誰もが避けたいことも「やってみなきゃわかんない!」「なんとなくやれるでしょ!」「できなくてもま、いっか」と思えるような前向き思考でチャレンジ精神もあるのでしょう。
恐らく挑戦しない後悔よりもやって後悔する方がいいと感じるのでしょう。
これまでのタイプはどちらかというと、ポジティブな要素があり「苦労を知らなくていいなぁ」と思われつつも「こんなタイプになれたらいいのにな」と目標になったりもします。
これから紹介する特徴がある人は少しネガティブな要素があり、場合によっては人間関係崩したり、仕事において支障をきたす恐れもあるので少し注意が必要かもしれません。
自分軸で物事を考える
マイペースであまり周りを気にせず行動するタイプは苦労知らずだと思われる人も多いでしょう。
いい意味でも悪い意味でも自分軸で物事を考えるので周囲にとっては負担になることもあるでしょう。
自分に周りが歩幅を合わせてくれたりサポートをしていることを素直に気づいていないのか、自己中心的に周りを振り回しているのか両極端なタイプにはなりますが、基本的に思い通りになっていることで大きな苦労を本人もさほど感じていないのかもしれませんね。
他力本願
マイペースタイプのカテゴリーにも入りますが、人に甘えることがうまかったり、人のサポートを求めがちな人も多いでしょう。
数回のお願いごとなら引き受けるでしょうが、毎回毎回となると周りも困惑したり苛立ちを感じることもあるでしょう。
責任を背負いたくない、面倒なことは極力避けたいなど何かしら人の力を借りて逃げたいと思う人もいるでしょう。
学校でも職場においても何かを任せられているのに、「手伝ってくれる?」とサポートを求め、最終的には人に任せっきりというタイプいませんか?
向上心が低め
視野が狭かったり、向上心が低く、自身に対して成長を求めなかったり逃げ腰でチャレンジ精神のないネガティブなタイプも苦労知らずと思われることがあります。
周りが努力する中、何も行動を起こさなかったりする人もいるのです。
恐怖心や不安の表れから現状維持で良いと思うタイプもいるようですね。
ただ、協調性がないことや向上心がないと責任感がないとみなされ特に職場においては仕事の依頼などが徐々に減る可能性もあるかもしれません。
苦労を知らない人と言ってもあくまでそれは他人の意見や感情が含まれるので、実は本人は努力や苦労を重ねている人も確実にいるでしょう。
また、タイプによっては良い印象と悪い印象と分かれますよね?
誰しも苦労せず、自分が少し楽に生きれたらと思うものでしょう。
どうせなら自分が良いなぁと思うタイプを目指していきたいものですよね。
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人生観を少しだけ変えて生きてみる方法
苦労を知らない人についての特徴や心理状況を紐解いていくうちに、その特徴を持つ人に対してなぜ「苦労を知らない人」と思うのでしょう?
そう思ったり、感じている人は少なからずこれまでに努力を続けたり苦労を重ねてきた人ではないでしょうか?
きっと、辛抱強く人の為に何かをしてきた優しく責任感の強い人なのでしょう。
いきなり自分を変えることはできないでしょうが、少しだけ自分に優しく生きていくのも大切ですよ?
少しだけ人に頼ってみる
頑張り屋さんは全て一人でやり抜こうとすることもあり、周りが助かることもありますが、力になれないのかなと寂しく思う人も実はいるんですよ。
人に頼ることをネガティブに捉えすぎなくてもいいかもしれませんよ!
人と何かをやり遂げることで人間関係も深まるでしょう。
頑張り屋さんのちょっとした特徴である、人に相談しにくい・弱みを見せにくいというところも一緒に頑張れる人には打ち明けやすくなって気持ちも少し軽くなるのではないでしょうか?
全力になり過ぎずちょっとだけ力を抜いてみる
どんなことにも100%の力を発揮しようとしたり、完璧にしなきゃと自分にプレッシャーをかけ過ぎると疲れてしまうことはないですか?
試験や仕事などでミスが許されないこともありますが、力を抜いてもいいことは50%~70%くらいの感覚でいてもいいのではないでしょうか?
先ほど特徴にも挙げた「なんとなくやってみよう」「ま、いっか精神」を時には出してもいいこともありますよ!
全てを抱え込まなくてもいい
良くも悪くも責任感の強い方は「NO」と言えないこともありますよね?
そのため、周りもあなたに頼りがちになります。
できないことや物理的に無理なことに対して無理に背負う必要はありません。
期限があったり優先順位が高いことに取り組んでいるなら、きちんと理由も伝え断る勇気をつけるのも大切です。
ポジティブに物事を捉えてみる
たとえ責任感が伴うことを任されたとしても少しポジティブに捉えてみて下さい。
なぜあなたに任せられたのか?
多くの理由はあなたが信頼されているからでしょう。
そんな信頼を得られていることに自信を持ってください。
経験値と視野が広がり、いつの間にか周りから人目置かれる存在になっているかもしれませんよ!
努力や苦労を重ねてきた方は多くの経験を積み重ねてきたことは間違いないでしょう。
もしその努力を「苦労」と少しネガティブな思いでいるのであれば、少し強引でも「経験を積んだからこそ成長できた」と肯定的に捉えてみて下さい。
頑張るのではなく楽しむ感覚でいると、物事や人の行動に対しての捉え方も大きく変わるでしょう。
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まとめ
苦労を知らない人の特徴や心理を詳しく見てみると、人の為に全力を使うのではなく自分の思いも大切にしている方が多いようです。
あなたが苦労していないなと思う人にも、見えない努力や苦労も必ずあります。
ただそれを我慢や忍耐と捉えていない、経験値として楽しめている、人と一緒にやり遂げる達成感など前向きに捉えているからこそ周りは苦労していないように感じるのでしょう。
少しワガママなタイプもいますが、そのくらいの感覚でいると少しだけ楽になるのかもしれません。
少し視点を変えてみると人生観が少しずつ変わっていくのではないでしょうか?